Claude Code vs Devin:正直な比較
この比較は2026年時点の情報に基づきます。両ツールは急速に進化しているため、最新情報は公式サイトを確認してください。
七家族(Nanakazoku)では、両方のツールを実際のプロジェクトで使った経験をもとに書いています。「どちらが優れているか」ではなく「何に向いているか」を正直に書きます。
| 観点 | Claude Code | Devin |
|---|---|---|
| 基本形態 | ローカルCLIツール | クラウドAIソフトウェアエンジニア |
| 自律性 | 人間が指示・確認しながら | 自律的に動く(ほぼ任せられる) |
| 価格 | APIコスト(従量)+ Pro $20/月 | $500/月〜 |
| セットアップ | 5分 | GitHub連携が必要 |
| ブラウザ操作 | 不可(CLIのみ) | 可能(自律ブラウジング) |
| コードベースの理解 | CLAUDE.mdで補助 | GitHubリポジトリを読み込む |
| 人間の介在 | 常に人間が確認 | 最小限(タスクを渡せば完了まで) |
| 複雑なタスクの自律実行 | 難しい | 得意 |
※CLAUDE.md: プロジェクトのルートに置くClaude Code専用の設定ファイル。プロジェクト固有のルールやコンテキストを記述する。※リポジトリ: Gitでコードと変更履歴を管理するフォルダ。GitHubなどのサービスで共有できる。※API: Application Programming Interface の略。外部サービスとプログラム間でデータをやりとりするための接続口。※CLI: Command Line Interface の略。ターミナル(黒い画面)からコマンドを入力して操作するインターフェース。
各ツールが向いている場面
Section titled “各ツールが向いている場面”Claude Code が向いている場面
Section titled “Claude Code が向いている場面”日常的な開発作業のすべてが Claude Codeの強みです。
- バグ修正・コードレビュー・リファクタリングを頻繁に行うとき
- 既存のコードベースへの変更が多い日常業務
- 「Claudeと対話しながら」進める探索的な開発
- コスト意識が高い場合(APIコストのみ)
- 自分でコントロールしながら進めたい場面
Devin が向いている場面
Section titled “Devin が向いている場面”「完全に任せたい」タスクがDevinの強みです。
- 「こういう機能を作って」と丸投げして完成品が欲しいとき
- ブラウザ操作が必要なタスク(Webスクレイピング・テスト操作等)
- 人間が監視せずにバックグラウンドで動かしたいとき
- エンジニアが不在の時間帯に作業を進めたいとき
※リファクタリング: 外部から見た動作を変えずに、コードの内部構造を整理・改善すること。
実際に使ってみた感想
Section titled “実際に使ってみた感想”Claude Code
Section titled “Claude Code”- 良かった点: 日々使うのに慣れるとほぼどんな作業にも使える。コードへの指示の精度が高い。コストが予測可能。
- 気になった点: 自律的に長いタスクを実行させると途中で止まることがある。
- 総評: 「一緒に開発するパートナー」として優秀。
- 良かった点: タスクを投げると自分で考えて動く体験は本当にすごい。複雑なPRを作ってきたときの驚き。
- 気になった点: 価格が高い。思ったのと違う実装になっていることがある。指示の精度に品質が左右される。
- 総評: 「自律エンジニアに仕事を依頼する」感覚に近い。
Nanakazokuとしての正直な結論
Section titled “Nanakazokuとしての正直な結論”ほとんどの開発者にはClaude Codeを勧めます。
理由:
- コスト: Devinの$500/月に対してClaude Codeは月1〜3万円程度で使えます。スタートアップや個人開発者にはDevinのコストは重いです。
- 学習曲線: Claude Codeのほうが使い始めが簡単で、徐々に使いこなせるようになります。
- 日常業務への適合: 実際の開発は「自律的にやって」より「一緒に考えながら」のほうが品質が出ることが多いです。
Devinが有効なケース: 予算のある組織が、定型的で反復的なタスク(依存関係のアップデート・ボイラープレートコードの生成等)を自動化したい場合は検討する価値があります。
※ボイラープレート: プロジェクトを始めるたびに毎回書く定型的なコードのこと。