Linear MCPでタスク管理と開発を連動させる
Linear MCPでできること
Section titled “Linear MCPでできること”LinearはモダンなProject Management(PM)ツールです。Linear MCPをClaude Codeに接続することで、タスク管理と開発が一体化します。
- Linearのタスク(Issue)一覧を取得して作業順序を決める
- タスクの仕様・詳細を読みながら実装
- 実装完了後にタスクのステータスを自動更新
- タスクにコメントを追加(実装メモ・質問)
- サイクル(スプリント)の管理
※MCP: Model Context Protocol の略。Claude Codeと外部ツール(GitHub・Supabaseなど)を接続するための標準プロトコル。
セットアップ手順
Section titled “セットアップ手順”1. Linear APIキーを取得する
Section titled “1. Linear APIキーを取得する”- LinearにログインしてSettings(⌘/Ctrl+,)
- 「API」セクション → 「Personal API keys」
- 「Create key」でキーを生成
- キーをコピー(
lin_api_xxxxxxxxの形式)
2. settings.json に設定を追加する
Section titled “2. settings.json に設定を追加する”{ "mcpServers": { "linear": { "command": "npx", "args": ["-y", "@linearapp/mcp"], "env": { "LINEAR_API_KEY": "${LINEAR_API_KEY}" } } }}# .bashrc または .zshrc に追加export LINEAR_API_KEY="lin_api_xxxxxxxxxxxxxxxx"3. Claude Codeを再起動して確認
Section titled “3. Claude Codeを再起動して確認”claude/mcp※APIキー: APIを利用するための認証情報。外部に漏れると不正利用されるため厳重に管理が必要。※API: Application Programming Interface の略。外部サービスとプログラム間でデータをやりとりするための接続口。
実際の使用例
Section titled “実際の使用例”今日の作業タスクを確認する
Section titled “今日の作業タスクを確認する”「Linearで自分にアサインされているタスクを確認してください。- ステータス: In Progress または Todo- 優先度: 高・中
今日取り組むべきタスクを優先度順に3つ教えてください。」タスクの仕様を読んで実装する
Section titled “タスクの仕様を読んで実装する”「LinearのタスクID: ENG-123 を確認して、実装してください。
実装が完了したら:1. ENG-123 のステータスを 'In Review' に更新2. ENG-123 にコメント: 'PR #[番号] で対応しました'」スプリントのタスクを一括処理する
Section titled “スプリントのタスクを一括処理する”「現在のスプリントのタスク一覧を確認して、ステータスが 'Todo' のものから優先度順に作業を始めます。まず一覧を表示して、次に進める順番を提案してください。」バグ報告をLinearのタスクに起票する
Section titled “バグ報告をLinearのタスクに起票する”「以下のバグを発見しました。Linearにバグレポートを作成してください。
タイトル: ログアウト後にセッションが残る説明: 再現手順: ログイン → ログアウト → ブラウザバック 期待動作: ログインページに戻る 実際の動作: ログイン済みのダッシュボードが表示される 優先度: 高 チーム: Engineering ラベル: bug, auth」GitHub MCPと組み合わせるパターン
Section titled “GitHub MCPと組み合わせるパターン”LinearとGitHubを組み合わせると、タスクからPRまでのフローが自動化できます。
「Linear の ENG-456 を確認して:1. タスクの内容を読む2. 対応するGitブランチを作成(feature/ENG-456-[タスク名])3. 実装する4. GitHubにPRを作成 - PRタイトル: [ENG-456] [タスク名] - PRの説明にLinearのタスクIDを含める5. LinearのタスクステータスをIn Reviewに更新6. LinearのタスクにPRのURLをコメント」※ブランチ: Gitでコードの変更履歴を分岐させる仕組み。本番コードに影響を与えずに新機能を開発できる。
Linearのタスク設計のコツ
Section titled “Linearのタスク設計のコツ”Claude Codeと組み合わせるときに効果的なタスクの書き方です。
明確な受け入れ条件を書く
Section titled “明確な受け入れ条件を書く”## 実装内容ユーザーがパスワードを変更できるAPIを実装する
## 受け入れ条件- [ ] PUT /api/users/password エンドポイントを実装- [ ] 現在のパスワードの検証を行う- [ ] 新しいパスワードは8文字以上- [ ] 変更後は既存のセッションを無効化- [ ] テストを追加(正常系・異常系)
## 参考- 既存の認証実装: src/api/auth.ts- パスワードハッシュ: bcrypt を使用この形式で書いておくと、Claudeがタスクを読んだときに「何を実装すべきか」「完了の基準は何か」が明確になります。
※エンドポイント: APIにアクセスするためのURL。例: `/api/users` や `/api/posts/123` など。
注意点・制限事項
Section titled “注意点・制限事項”データ量に注意
Section titled “データ量に注意”Linearのタスクを大量に一度に取得すると、コンテキストを多く消費します。「今日のタスク」「特定のラベルのタスク」など、絞り込みを指定して取得することをお勧めします。
自動更新の確認
Section titled “自動更新の確認”ClaudeがLinearのタスクステータスを自動更新するとき、意図しない変更が起きないよう、更新前に確認するプロンプトを使いましょう。
「実装が完了したら、ステータスを更新する前に私に確認してください。」チームへの影響
Section titled “チームへの影響”Linearはチームで使うツールです。Claudeがコメントを追加したりステータスを変更したりすると、チームメンバーに通知が飛びます。不要な通知をチームに送らないよう、意図した操作かどうかを確認してから実行させましょう。
※CLAUDE.md: プロジェクトのルートに置くClaude Code専用の設定ファイル。プロジェクト固有のルールやコンテキストを記述する。※コンテキスト: Claudeが一度に記憶・参照できる会話・コードの範囲。上限を超えると古い情報が失われる。※プロンプト: AIへの指示文。Claude Codeへの指示の質がそのまま出力の質に影響する。