Claude Codeのカスタムスラッシュコマンドを作る
毎回同じような指示を入力していませんか?「テストを書いて」「このコードをレビューして」といった定型作業は、カスタムスラッシュコマンドにまとめてしまいましょう。
.claude/commandsにファイルを置くだけ
Section titled “.claude/commandsにファイルを置くだけ”カスタムスラッシュコマンドは、プロジェクトルートの .claude/commands/ ディレクトリにMarkdownファイルを作成するだけで使えます。ファイル名がそのままコマンド名になります。
たとえば /review コマンドを作りたい場合、以下のファイルを作成します。
mkdir -p .claude/commandstouch .claude/commands/review.md# コードレビュー
以下の観点で現在のコードをレビューしてください。
- 可読性と命名規則- パフォーマンス上の問題- セキュリティリスク- テストの抜け漏れ
指摘事項は重要度(高・中・低)とともに日本語で箇条書きにしてください。これだけです。Claude Codeのチャット欄で /review と入力すると、このプロンプトが自動的に送信されます。
※スラッシュコマンド: Claude Code内で `/` から始めるショートカットコマンド。`/compact`・`/clear`・`/help` など。※プロンプト: AIへの指示文。Claude Codeへの指示の質がそのまま出力の質に影響する。
$ARGUMENTSで引数を受け取る
Section titled “$ARGUMENTSで引数を受け取る”コマンドに動的な値を渡したいときは $ARGUMENTS を使います。たとえば特定のチケット番号に対応したブランチを作るコマンドはこう書けます。
# ブランチ作成
以下のチケットIDに対応するGitブランチを作成してください。
チケットID: $ARGUMENTS
ブランチ名は `feature/TICKET-ID-short-description` の形式にして、関連ファイルの変更も提案してください。チャット欄で /branch PROJ-123 と入力すると、$ARGUMENTS の部分が PROJ-123 に置き換わって実行されます。チームで使う場合はこのファイルをGitにコミットしておくと、メンバー全員が同じコマンドを共有できます。
※CLAUDE.md: プロジェクトのルートに置くClaude Code専用の設定ファイル。プロジェクト固有のルールやコンテキストを記述する。※コンテキスト: Claudeが一度に記憶・参照できる会話・コードの範囲。上限を超えると古い情報が失われる。※ブランチ: Gitでコードの変更履歴を分岐させる仕組み。本番コードに影響を与えずに新機能を開発できる。※コミット: Gitでファイルの変更を履歴として記録する操作。
チームの開発フローに組み込もう
Section titled “チームの開発フローに組み込もう”カスタムコマンドが真価を発揮するのは、チーム開発での標準化です。コードレビューの観点、コミットメッセージのフォーマット、リリースノートの生成など、プロジェクト固有のルールをコマンドとして定義しておけば、メンバー全員が同じ品質でAIを活用できます。
まずは自分がよく入力している指示を振り返って、一つコマンドにしてみてください。数分の作業で、毎日の繰り返しを大幅に削減できますよ。